黄金色の稲穂に囲まれて。妻の実家で稲刈りをして感じた、日本酒とお米のつながり

日本酒ライフ

皆様ごきげんよう(^^♪

秋の澄み渡った青空の下、黄金色に染まった稲穂が頭を垂れる。

今週末に妻の実家で稲刈りをしてきました。

普段、日本酒を飲むときには、酒米の種類や精米歩合、香りや味わいなど、ついつい完成したお酒に目が向いてしまいます。

しかし、今回は少し違います。

日本酒になる前の、もっと根本的なところ。

私たちの食卓を支え、日本酒の原料でもある「お米」について、改めて考える機会になりました。

田んぼに到着すると、目の前には収穫の時期を迎えた稲が一面に広がっていました。

太陽の光を浴びて輝く稲穂。

近くで見てみると、一粒一粒がしっかりと実り、その重みで穂が大きく垂れ下がっています。

昔から「実るほど頭を垂れる稲穂かな」という言葉がありますが、実際に目の前にすると、その表現が何とも美しく感じられます。

青空と黄金色の稲穂の組み合わせは、まさに日本の秋を象徴する風景です。

普段、何気なく食べているお米も、こうして自然の中で育っている姿を見ると、また違った印象を受けます。

今回、妻の実家で収穫したのは、酒造好適米ではなく、普段の食卓でいただくお米です。

日本酒のブログなので、少しだけ酒米についても触れておきたいと思います。

日本酒造りでは、山田錦や五百万石、雄町といった酒造好適米がよく知られています。

これらは、一般的に酒造りに適した性質を持つお米で、品種によって違いはありますが、心白の発現や精米のしやすさ、醸造適性などが重視されています。

一方、私たちが普段食べているお米も、日本酒造りに使用されることがあります。

つまり、食用米だから日本酒を造れないというわけではありません。

目的や適性に違いはあっても、どちらも田んぼで育ち、農家の方々によって大切に収穫されるお米です。

今回の稲刈りを通して、普段何気なく口にしている日本酒も、こうした農業の営みの延長線上にあるのだと、改めて感じました。

稲刈りは、単に実ったお米を収穫するだけではありません。

春の田植えから始まり、水の管理、雑草や病害虫への対策、そして天候を気にしながら迎える収穫の時期。

一杯のお米が食卓に並ぶまでには、長い時間と多くの手間がかかっています。

私は今回、その最後の収穫という一部分に携わっただけですが、目の前に広がる稲穂を見ていると、それまでお米を育ててきた大変さを想像せずにはいられません。
※実際めちゃくちゃ大変でした笑

収穫の喜びというのは、単純にお米が手に入るということだけではないのでしょう。

無事に実ってくれたこと。

今年も収穫の時期を迎えられたこと。

そんな当たり前のようで、決して当たり前ではないことに価値があるのだと思います。

日本酒を飲んでいると、どうしても香りや甘味、酸味、旨味、キレといった味わいに意識が向きます。

もちろん、それも日本酒の大きな楽しみの一つです。

ただ、その一杯の向こう側には、酒蔵の杜氏や蔵人だけではなく、原料となるお米を育てる農家の方々の存在があります。

今回収穫したお米は酒造好適米ではありませんが、田んぼに立ち、黄金色に実った稲穂を間近で見ることで、これまでとは少し違う視点で日本酒を楽しめそうな気がしています。

品種による味わいの違いを知ることも面白いですが、そのお米がどこで、誰によって、どのように育てられてきたのか。

そんな背景にも目を向けてみると、日本酒はもっと奥深いものになるのではないでしょうか。

妻の実家での稲刈り。

日本酒造りに直接関係する体験ではありませんでしたが、私にとっては、お米という原料の大切さを見つめ直す良い機会になりました。

普段は完成された日本酒の味わいを楽しんでいますが、今回はその原点に触れられたような気がします。

収穫されたお米を食べる楽しみはもちろんですが、今年の秋は、いつもより少しだけ感謝の気持ちを込めて、日本酒をいただきたいと思います。

黄金色の稲穂に囲まれて過ごした一日。

こうした経験も、私なりの日本酒の楽しみ方の一つなのかもしれません(^^♪

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