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元利き酒師です😊
私の投稿の中でも人気のあるレビューシリーズです!
今回は、宮城県塩竈市の阿部勘酒造が醸す「塩竈 阿部勘 橙潮(とうちょう)」です。
塩竈 阿部勘「橙潮」レビュー
今回いただいたのは、宮城県塩竈市の阿部勘酒造が醸す「塩竈 阿部勘 橙潮(とうちょう)」


原料米には亀の尾を100%使用し、精米歩合55%、アルコール度数15度のお酒です。
まず香りを取ってみると、ほのかにメロンを思わせる香り。そこまで華やかに主張してくるタイプではありませんが、口に含むとそのメロン系の香りが少し膨らみ、そこに穏やかな酸味が重なってきます。
第一印象として面白かったのが、口当たりと味のメリハリ
水のようにスッと入ってくる柔らかさがあり、引っ掛かりはほとんどありません。
ただ、「軽いお酒」というわけではなく、口に入ってからは旨味や酸味がしっかりと感じられます。
この辺りの「飲みやすさ」と「味の乗り方」のバランスが非常に良いですね。
そして個人的に一番印象に残ったのが、キレと余韻の切り替わり。
味がしっかり乗ったあと、一度スッとキレる。
しかし、それで終わるのではなく、キレたあとから再び旨味を含んだ余韻がふわっと戻ってくるような感覚があります。
余韻自体も比較的長め。
最後にはわずかにアルコール感が残りますが、甘味や旨味だけがダラダラと残るようなたるさはありません。
この少しのアルコール感も含めて、お酒としての存在感につながっている印象です。
全体としては、香り・酸味・旨味のどれか一つが突出するというより、それぞれがバランスよくまとまった日本酒。
ものすごく派手な個性を見せるというより、
「あ、これ普通に美味しいよね」
と自然に杯が進んでしまうタイプです。
今回はたまたま生ハムと一緒に飲んでみましたが、これがなかなか良い組み合わせ。
生ハムの塩味と脂の旨味に対して、橙潮の穏やかな酸味とキレが入り、口の中を整えてくれます。
一方で、お酒の旨味も生ハムによって引き立つため、どちらかが負けるのではなく、お互いの良さを一段引き上げているようなマリアージュに感じました。
「飲みやすいけれど、味はちゃんとある」。
さらに、一度キレてからふわっと戻ってくる余韻。
この二つが、今回の「塩竈 阿部勘 橙潮」で特に印象に残ったポイントでした。
※レーダーチャートは個人の感想です。




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